【収録内容】
ドラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923):ピアノ三重奏曲 Op.29/
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):ピアノ三重奏曲変ホ長調

【演奏者】
トリオ・オレロン
〔ユディト・シュタプフ(ヴァイオリン)、
アルナウ・ロビラ・イ・バスコンプテ(チェロ)、
マルコ・サンナ(ピアノ)〕

2019年にケルンで結成され、難関として知られるARDミュンヘン国際音楽コンクール第1位&聴衆賞やメルボルン国際室内楽コンクール第1位&委嘱作最優秀演奏賞、グラーツの「シューベルトと現代音楽」コンクール第1位&委嘱作最優秀演奏賞など、輝かしい実績を積んでいる気鋭のアンサンブル、トリオ・オレロン。ドイツのユディト・シュタプフ、スペイン(カタルーニャ)のアルナウ・ロビラ・イ・バスコンプテ、イタリアのマルコ・サンナの3名はケルンとベルリンの音楽大学で出会い、ピアノ・トリオという編成は彼らに音楽的にも人間的にも最高のハーモニーを提供しました。3人は自分たちの演奏を好奇心旺盛かつダイナミックに見つめ、抑えがたいエネルギーと表現への欲求へと結びつけて活動しています。

2022年にエイミー・ビーチの室内楽作品を収録したファースト・アルバム(C00592)で鮮烈なデビューを果たしたトリオ・オレロンのセカンド・アルバムでは、引き続き偉大な女性作曲家のパイオニアたちの作品をフォーカス。ブダペストでクロアチアの貴族一家に生まれ、クロアチア初の本格的な女性作曲家として国民的な人気も得るドラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923)、スウェーデン出身のヴァイオリニスト&作曲家で、ストックホルム王立音楽大学で音楽監督(musikdirektor)の称号を得て卒業した最初のスウェーデン人女性でもあるアマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894)。どちらも当時の音楽界で「辺境」と見なされていた国に住んでおり、(他の多くの女性作曲家と同じように)その優れた才能に比してあまり知られておらず、そしてこのアルバムが十分証明しているように、どちらも大変美しい音楽を書きました。
※録音:2023年12月14日-16日、イタリア

01. Trio Orelon – Piano Trio, Op. 29 I. Allegro con moto
02. Trio Orelon – Piano Trio, Op. 29 II. Scherzo Allegro
03. Trio Orelon – Piano Trio, Op. 29 III. Lento – Allegretto – Allegro Molto – Lento
04. Trio Orelon – Piano Trio, Op. 29 IV. Finale Allegro risoluto
05. Trio Orelon – Piano Trio in E-Flat Major I. Allegro
06. Trio Orelon – Piano Trio in E-Flat Major II. Scherzo – un poco meno mosso
07. Trio Orelon – Piano Trio in E-Flat Major III. Andante
08. Trio Orelon – Piano Trio in E-Flat Major IV. Allegro con Fuoco

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